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指定種別 | 町・天然記念物 |
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指定年月日 | 平成3(1991)年6月7日 |
製作年・時代 | 樹齢約300年 ※平成29(2017)年に倒木 |
員数 | ― |
構造等 | 構造16m、胸高周囲4.6m |
備考 |
英彦山の麓、落合吉木地区において約300年に渡り地域に愛されてきた山桜の古木で、在りし日には、JR日田彦山線の車窓からも満開の桜を目にすることができました。
また、平成4(1992)年に夜須高原で行われた福岡県植樹祭において、天皇皇后両陛下による御手植えの母木にもなった名木です。
長年、台風や強風、大雨などで枝折れなど損傷を受けつつも毎年桜を見せてくれていましたが、平成29(2017)年7月の九州北部豪雨により著しい損傷を受け、続く大雨、台風の影響により、同年9月に根元から倒木してしまいました。
その後、地元の人々の想いから、この古木を活用した災害復興の祈りを込めたモニュメントが平成31年に制作されています。
現在は、孫木にあたる山桜が生育しています。