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木造薬師如来坐像及び台座(もくぞうやくしにょらいざぞうおよびだいざ)

ページID:0001249 更新日:2025年1月14日更新 印刷ページ表示

木造薬師如来坐像及び台座の画像

文化財の概要
 指定種別  県・有形文化財(彫刻)
 指定年月日  昭和30(1955)年7月21日
 製作年・時代  平安時代後期
 員数  1躯
 構造等  ハルニレ材、一本造、像高72.3cm、輪光背直径44cm
 所在地  添田町大字中元寺 上中元寺薬師堂
 備考  

 中元寺盆地の最深部、陣屋(じんや)地区(陣屋ダムの下流1km)にある上中元寺薬師堂内に鎮座しています。

 口伝によると、比叡横川の高僧恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)(平安時代の天台宗の僧。「往生要集」の選者。)がこの地に訪れ、諸衆の病気平癒を祈念し、薬師如来と日光・月光両菩薩脇侍、十二神将を安置したとされています。
 その後、戦国時代になり、寺領は奪われ、仏具や堂宇も破却され、この薬師如来のみが残りました。

 如来様は、優しいふくよかな面立ちで、珍しい裳懸(もかけ)八角の台座の上にお座りになっています。