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指定種別 | 町・無形民俗文化財 |
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指定年月日 | 平成2(1990)年3月31日 |
製作年・時代 | 伝・元弘3(1333)年 |
員数 | ― |
構造等 | ― |
備考 | 彦山踊り保存会 |
彦山踊りは、元弘3(1333)年に助有法親王が座主として彦山に下向した時に始められたと言い伝えられており、盆会や祝祭事のほか、下谷弁天講、西谷観音講などの座の終わりに踊られていましたが、現在では、8月14日の英彦山神宮の祖霊祭の後などに踊られています。
歌詞は72首もあり、かつては夜を通して踊られていました。
彦山踊りの踊り場は、神霊の依代とするため、踊りの中心となる場所に4本の笹竹を立て、注連縄を張り巡らします。注連縄には、紙垂(しで)を下げて神籬(ひもろぎ)を作り、その神籬の中に傘を立て笛・太鼓・三味線の鳴り物が音頭を取ります。
また、踊り手は、着物を着て御幣の付いた菅笠を被っています。