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仁王般若経〈上下〉(色紙金銀箔散)(にんのうはんにゃきょう)

ページID:0001242 更新日:2025年1月14日更新 印刷ページ表示

仁王般若経〈上下〉(色紙金銀箔散)の画像

文化財の概要
指定種別 国・重要文化財(美術品)
指定年月日 昭和2(1927)年6月9日
製作年・時代 平安時代
員数 2巻
構造等 (上巻)天地24cm、全長747cm
(下巻)天地24.2cm、全長632.7cm
所在地 添田田町大字英彦山
備考  

 寛永15(1638)年に、佐賀藩須古領主であった須古影庵(鍋島信昭)が病気平癒を感謝して奉納した装飾経です。
 経の表面には、金銀の箔を細かく粉にして散らした優美な装飾紙を用い、経文は一行17文字という古写経の書式にならって書かれており、その書体は、細く柔らかな楷書体です。
 平安時代の装飾経の多くが法華経である中、唯一といってもよい仁王般若経の色紙経として貴重です。

※「仁王般若経」…法華経、金剛明経と共に護国三部経の一つとされる経です。