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英彦山経塚出土品(ひこさんきょうづかしゅつどひん)

文化財の概要
指定種別 |
国・重要文化財(考古資料) |
指定年月日 |
昭和63(1988)年6月6日 |
製作年・時代 |
平安時代 |
員数 |
一括 |
構造等 |
― |
所在地 |
添田田町大字英彦山 |
備考 |
南岳出土の銅経筒六口、北岳出土の銅経筒二口、金銅如来立像一躯 |
平安時代、釈迦の教えがなくなって仏教が衰え、世の中が乱れるという末法思想が広がり、この不安から逃れるため、人々は経典を筒の中に納めた「経筒」を神聖な山の頂に埋め、その功徳で所願成就、極楽往生を願いました。
英彦山でも、多くの経塚造営が行われ、北岳出土の経筒には宋人の名前が刻まれたものもあり、海を越えて信仰されていたことが分かります。