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ひこさんホテル和から国道を上がると、右に入る細い道があります(関係者以外の車両通行禁止)。その道に入るとすぐ左側にちょっとした広場があり、その右に三日月池があります。
中央に石の祠がひっそりと祀られていおり、まわりの池はきれいな三日月の形をして、清らかな水をたたえています。
左側の広場には橿原神社があり、右手に自然石の大きな板碑が建っています。
江戸時代までは、白不動様が祀られていました。
昔、江戸の町のまわりに、目を五色に塗り分けたお不動様を祀って町を守ってもらっていたそうです。目黒とか目白の地名はその名残だといわれます。
英彦山のまわりにも白不動様や赤不動様ががんばっていらっしゃったのではないでしょうか。
さらに、その道を進むと左側に石垣があり、壇のようになった所に石の祠と板碑があります。土地の人は「伽藍様」といいます。神仏混合(神様と仏様をいっしょにに祀りすること)の時代、広大な伽藍をお守りする神様でした。