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行政とともに、町政を支えているのが町議会です。ここでは町民一人ひとりの声や意向を反映させながら、実行していくことが大切です。
町議会は議決機関と呼ばれており、町議会と町長は、それぞれ独立した立場から協力し合って、町民生活の向上に努めています。
また町議会は、町の施策や予算、条例などの審議、決定を迅速かつ適切に実現するため、総務文教、産業厚生の2つの常任委員会を設置して、専門的な審議を行っています。
なお町議会は、年4回の定例会のほか、必要に応じて臨時会を開催しています。
議員の任期は4年で、選挙によって選ばれます。
(町内に住んでいる満25歳以上の被選挙権のある人ならだれでも立候補できます。)
添田町の議員定数は、11人です。
議長と副議長は、議員の中から選挙によって選ばれ、議長は議会の代表者として会議を円滑に進め、議会に関する事務処理も行います。
また、議長は添田町議会を代表して、地域の行事や町外の式典・大会などに出席します。
町長(執行部)から提出された議案を審議し、その可否を決定することを「議決」といいます。
議決は、町議会の仕事で、そのため町議会は「議決機関」といわれています。
なお、議員から議案を提出することもできます。
会計年度(4月1日~3月31日)の歳入と歳出の見積り、いわゆる予算案を町長は議会に提出します。
そして、この予算案は議会の議決を経て本予算となります。
会計には一般会計と特別会計(水道会計など)に大別されます。
添田町における法律そのもので、町民の権利義務に関するものや、町の管理運営に関するものなどがあります。
副町長・教育長・教育委員などの人事を選任する場合は、町長は議会の同意を得る必要があります。
国や関係行政機関に対する意見書の提出や、外部に向けて議会の意思を明らかにする行為を、決議を行うといいます。
町民の要望を国・県や町に伝える方法として、請願書や陳情書として提出することができます。
提出する場合、議員の紹介を必要とするものを「請願」、紹介の必要のないものを「陳情」といい、受理された請願や陳情は、議会で慎重に審査します。
議員から町長(執行部)に対して、町の取り組みなど町政全般に関する質問をすることをいいます。
添田町では、議会開催中の本会議最終日に行っています。