広報そえだ町長室(広報そえだ 令和5年3月号掲載)
今月は「まちづくり課」です。
【まちづくり推進係】の主要施策の一つ、地域交通では、日田彦山線「BRTひこぼしライン」が今年の夏運行を開始します。
町は、鉄道とBRTの接続駅となる添田駅に一般車両が乗降しやすいロータリー整備やBRT専用道の出発点となる彦山駅に、防災機能を備えた英彦山の玄関口に相応しい新駅舎の建設を進めています。
その他、地域の皆さんと一緒にBRT各駅周辺の地域振興に取り組んでいきます。
また、町バス運行や高齢者の移動を支援するタクシー助成など2次交通では、持続可能な地域公共交通に向け交通事業者や関係機関と協議を行うこととしています。
移住定住の促進では、地域おこし協力隊員を「移住コンシェルジュ」に登録し、移住・定住希望者に対し空き家バンクなどの情報提供やリノベーション支援などきめ細かな対応を行っています。
この他、人口減少や高齢化が進行する地域で、生活に必要な行政サービスや地域コミュニティを維持するため津野地域をモデル地区に、地域の困りごと解決や賑わいづくりについて、地域の皆さんと一緒に「小さな拠点づくり」に取り組んでいます。
次に【観光振興係】です。
コロナ禍で多くのイベントや地域の祭りなどが中止となりました。
町に活気と賑わいを取り戻すため、3月26日の「そえだ公園桜まつり」では、レーザーショーや竹灯篭、スタンプラリーに加え、添田町商工会青年部がご当地グルメ「D(丼)1グランプリ」で盛り上げます。
添田公園は、県内有数の桜の名所として知られ、岩石山には登山や散策に多くの方が訪れる町民の憩いの場所です。
昭和34年の開設から月日を経て随所に老朽化が進んでいますが、周辺に小中学校の新校舎が整備されます。
これからも地域に親しまれ愛される公園となるよう公園長寿命化計画に沿って環境整備に取り組んでいきます。
また、歓遊舎ひこさん裏の山林に自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・添田」が4月にオープンします。
子どもから大人まで自然を体感し楽しめるアトラクションです。ぜひご来場ください。
最後に【歴史文化財係】です。
町には、国指定の重要文化財をはじめ数多くの有形・無形の指定文化財が存在します。
また各地域には、脈々と受け継がれる伝統的活動や歴史的建造物が残っており、こうした歴史文化遺産を活用し郷土に誇りと愛着が持てるまちづくりを推進していきます。
国指定重要文化財中島家住宅は、文化・芸能などの発表を通じて地域に根差した歴史文化の交流拠点として活用を図っていきます。
町では、「みんなでまちづくり」を合言葉に「いつまでも健康で住み続けられる・住みたくなる」まちづくりに取り組んでいます。
町民の皆さん「まちづくり」へのご協力をお願いします。