修験板笈(しゅげんいたおい)

2022年7月21日
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 指定種別  国・重要文化財(工芸品)
 指定年月日  昭和34(1959)年6月27日
 製作年・時代  元亀3(1572)年
 員数  1背
 構造等

 総高115cm、背板高70cm、

 背板幅50.5cm、足長50cm、

 壇板縦53.8cm、横33.7cm

 所在地  九州国立博物館保管
 備考

壇板の板金に、大檀那座主舜有

以下二十七修験者名と「元亀三

天壬申閏正月十八日細工人津村

太郎次郎」の刻銘

 

元亀3(1572)年に寄進された、現存する中で最古の板笈です。
藤の一木を折り曲げた枠の上半部に板を張り、背面には二羽の鷹と阿吽の獅子がそれぞれ金銅で打ち出された、非常に荘厳な笈です。
壇板の銘板に名の書かれた「座主舜有」は、座主が山内ではなく、英彦山南西の黒川(現:朝倉市黒川地区)に居を構えていた時代(1333~1587)最後の座主です。

 

※「笈(おい)」…修験者が仏具や衣類、食器など修行に必要なものを入れて背負う道具のこと。

お問い合わせ

歴史文化財係
電話:0947-82-5964
ファクシミリ:0947-82-2869