(目的)

第1条　この告示は、妊娠希望者等に係る風しんの予防接種費用に要する経費に対し予算の範囲内においてその費用の一部を助成することにより、先天性風しん症候群の発生を予防することを目的とする。

(定義)

第2条　この要綱において、次の各号に掲げる用語の定義は、当該各号の定めるところによる。

(助成の対象等)

第3条　助成の対象は、風しんの予防接種費用と風しんの予診費用(以下、「風しんの予防接種費用等」という。)とする。

(助成の申請)

第4条　助成を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、予防接種を受ける前までに、添田町妊娠希望者等風しん予防接種費用助成申請書(様式第1号)に必要な書類を添えて町長に申請しなければならない。

(助成の決定等)

第5条　町長は、前条の申請があったときには、その内容を審査のうえ、助成金の交付の可否を添田町妊娠希望者等風しん予防接種費用助成決定通知書(様式第2号)により、当該申請をした者に通知するものとする。また、併せて風しん予防接種助成対象者(妊娠希望者等)確認証(様式第3号)(以下「確認証」という。)を交付するものとする。

(助成の方法)

第6条　確認証の交付を受けた者は、受託医療機関に確認証と予診票を持参し、風しんの予防接種を受けるものとする。

(風しんの予防接種費用の請求及び支払)

第7条　前条の風しんの予防接種等を実施した受託医療機関は、風しんの予防接種等を行った月の初日から末日までの分を取りまとめて、翌月10日までに町長へ請求しなければならない。

(受託医療機関以外における風しんの予防接種費用の助成)

第8条　第6条の規定にかかわらず、確認証の交付を受けた者が、受託医療機関以外の医療機関において風しんの予防接種を受けることについて特別な事情があると町長が認めるときは、添田町妊娠希望者等風しん予防接種費用助成金請求書(様式第4号)により助成金の交付を町長に請求しなければならない。

(助成金の返還)

第9条　虚偽又は不正によりこの告示による助成金の交付を受けた者は、助成金の全部又は一部を町長に返還しなければならない。

(委任)

第10条　この告示に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。