英彦山資料(ひこさんしりょう)
2019年2月5日
指定種別 |
県・有形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和52(1977)年4月9日 |
製作年・時代 | 江戸時代後期 |
員数 | 88件(英彦山神宮51件、財蔵坊9件、松養坊1件、上高千穂家6件、高田家21件) |
構造等 | ― |
所在地 | 添田町大字英彦山 |
備考 | 彫刻、絵画、板碑、祭礼用具など英彦山修験信仰の遺品、財蔵坊を含む |
英彦山修験道及び英彦山地域習俗を伝える遺品群として、彦山三所権現坐像3躯や不動明王像1躯、役行者倚像1躯などの像のほか、神幸祭の鉞舞の鉞(天和3(1683)年)などの祭礼用具や坊舎「財蔵坊」などが指定されています。
「財蔵坊」は、参道に沿って立ち並んだ坊舎の一つで、小形ながらほぼ全形を保ち坊舎特有の鍵屋をなす建築物です。
現在、「財蔵坊」は添田町歴史民俗資料館として、英彦山修験道に係る資料を展示しています。
銅鳥居から参道を約100m上がった左側に位置し、台所の艶やかな竹すのこ、板張りにおかれた「御前くど」などから往時の山伏の生活ぶりが偲ばれます。また、玄関からのぞむ広い三間つづきの客殿は、はるばる英彦山詣りに来られた檀家たちへのもてなしの場と坊舎となります。
添田町歴史民俗資料館(財蔵坊)
・入館料…無料 また、雨、雪等の場合は予告なく休館する場合があります。 |