中島家住宅(なかしまけじゅうたく)

2022年6月2日

 

 指定種別  国・重要文化財(建造物)
 指定年月日  昭和52(1977)年1月28日
 製作年・時代 (主屋)安政6(1859)年
(醤油蔵)天保13(1842)年
(酒蔵)明治後半(1868-1911)
 員数  計3棟
 構造等 (主屋)土蔵造、桁行18.9m、梁間12.5m、一部二階、切妻造、平入
(醤油蔵)土蔵造、桁行12.8m、梁間6.4m、切妻造、桟瓦葺
(酒蔵)土蔵造、桁行8.1m、梁間6.8m、切妻造、桟瓦葺
 所在地  添田町大字添田1860番地
 備考  

 

小倉から英彦山に至る街道の宿場町であった、本町地区において櫨蝋(はぜろう)や酒等の製造販売をおこなっていた商家で、屋号は「綿屋」といいました。
土蔵造、一部二階、切妻造、平入の主屋と、醤油蔵、酒蔵の合計三棟が指定されています。間口が広い建物は、福岡県下の町屋としては珍しく、商家であるのに農家に近い平面をもっています。

 

※櫨蝋(はぜろう)…櫨(はぜ)の実から採取した蝋で作ったロウソクのこと。

 

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歴史文化財係
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ファクシミリ:0947-82-2869