国保に加入のみなさまへ~平成30年4月から国保制度が変わります~
2018年3月7日
県と市町村で国保を運営します
国保は、勤務先の健康保険など他の医療保険に加入していない方々が加入する医療保険制度です。
しかし、国保は高齢者の割合が高く、加入者の所得水準が低いといった構造的な問題を抱えています。
そこで、県と市町村は国保の安定的な財政運営を目指します。
県の主な役割
国保運営の中心的な役割(財政運営の責任主体)
- 市町村ごとの国保事業費納付金を決定
- 各市町村の標準保険料率を提示
- 給付に必要な費用を全額市町村へ支払い
- 国保の統一的な運営方針を決定
市町村の主な役割
加入者にきめ細かい事業を引き続き実施
- 加入者の資格管理(各種届出の受付・保険証などの発行)
- 保険税の賦課、徴収
- 給付の決定、支払い
- 国保事業費納付金を県に納付
- 保健事業など、加入者の健康づくりのための事業を実施
変わること
①被保険者証等の様式が変わります。
現在お持ちの被保険者証は更新時期(8月)に変更となります。
また、4月以降順次新様式に切り替わります。
②資格の取得・喪失は都道府県単位になります。
福岡県内で住所が変わった場合は住所変更の届出は必要です。
また、他の都道府県へ住所が変わった場合は国保資格の取得・喪失手続きが必要です。
③高額療養費の多数回該当が県単位で通算され、加入者の負担が軽減されます。
県内の他市町村への転出などであれば、高額療養費の多数回該当は通算されるようになります。
※多数回該当とは、過去12か月間で高額療養費の対象となった月数が4回以上となった場合、4回目以降から自己負担限度額が引き下げられる制度です。
変わらないこと
①医療の受け方
これまでどおり、被保険者証を提示し医療機関を受けます。
②保険税の納付
保険税の納付先はこれまでどおり添田町となります。
③各種申請・届出
保険給付(高額療養費や療養費などの払戻し)申請や住所変更などの届出は、これまでどおり添田町役場で受付します。