消費生活センターからのお知らせ(平成26年10月号)
新聞の購読契約は慎重に!・・・ 宗像市消費生活センター
相談事例 |
新聞の購読契約のトラブルが、センターに多数寄せられています。
【事例1】 今年の3月に勤めていた会社が倒産し、転職したので給料が激減した。 4月から消費税も上がり、生活が苦しいので、解約したい。(60歳代男性)
【事例2】 「契約した覚えがない」と伝えたら、7年前に私がサインした契約書のコピーを見せられた。 そう言えば、その頃、景品に釣られて契約したことを思い出した。 現在取っているB販売店の契約がまだ残っており、2紙取るのは困難なので、解約したい。 (70歳代女性)
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アドバイス |
事例のように、「都合で止めたい」「2紙が重なってしまった」などの理由で、 解約を希望する相談も多く寄せられています。 訪問販売で、新聞の契約をした場合、契約した日から8日以内であれば、 クーリング・オフにより無条件解除ができます。 しかし、それを過ぎると、違約金を払って解約するなど、 販売店との話し合いになります。 その時期になって家庭の事情が変わることがあるので、注意してください。 また契約書は、契約期間が終わるまできちんと保管しておきましょう。
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海外業者とのバイナリーオプション取引にご注意ください!~無登録業者との契約は行わないで!!~・・・ 福岡県消費生活センター
相談事例 |
「バイナリーオプション取引は千円から稼げる。少額の投資で儲けがでる。」 というネット広告を見て申し込みをし、クレジットカード番号を業者のサイトに登録した。 投資金額は14万円で登録したが、17万円口座から引き落とされていた。 業者は海外で営業しており、連絡がとれない。この取引で儲けることはあるのか。
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処理結果 |
バイナリーオプション取引は、リスクの高い取引であることを情報提供し、 取引を行うには金融商品取引業の登録が必要であるので、 金融庁のホームページで登録の確認を行うこと、 無登録の場合は信販会社に連絡し、支払停止を申し出ることなどを助言しました。
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アドバイス |
バイナリーオプション取引とは、為替相場等が上がるか下がるかを予想するもので、 取引期間終了時に事前に定めた権利行使価格を上回った場合に、一定額の金銭を 受け取ることができます。 予想がはずれれば、支払ったオプション料がすべて損失となりますが、短期間に 繰り返し取引することができるので、損失額が大きくなるおそれがあります。 契約する前に必ず業者の登録の有無を確認し、無登録の業者とは契約を行わない ようにしましょう。
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各消費センターの相談窓口
福岡県 | 092-632-0999(日曜日も電話相談可) |
福岡市 | 092-781-0999(第2・第4土曜日も電話相談可) |
北九州市 | 093-861-0999(土曜日も相談可) |
久留米市 | 0942-30-7700 |
飯塚市 | 0948-22-0857 |
宗像市 | 0940-33-5454 |
消費者ホットライン |
0570-064-370 あなたの消費者生活センターにつながります。 ※電話のかけ間違いにご注意ください。 |
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