消費生活センターよりお知らせ(平成25年4月号)

2013年5月28日

貴金属買い取りの「押し買い」に注意しましょう!…福岡県消費生活センター(相談事例)

相談事例

 突然、電話で古着の訪問買い取りを勧誘され了承した。女性物の呉服等70枚で300円と言われ、「あまりに安過

 ぎる」と言うと、貴金属も良いと言うことになりダイヤの指輪(購入価格46万円)、ネックレス(同31万円)、

 サファイヤの指輪(同40万円)カフスボタン(同6万円)等売り、3万5千円貰った。その時は疲れて来て1人暮

 らしでもあり、怖くなっていた。
 3日後にどう考えても100万円以上の物を3万5千円で売ったのは納得出来ないので、電話で返して欲しいと伝え

 た。しかし、「既に売れた物がある。金額はもう少しなら何とかなるかも知れない。本社と相談する」と言われたの

 で、「せめてダイヤだけでも返して欲しい」と頼んだ。今日、担当者から話し合いに来ると連絡があったが心配だ。

 (70代 女性)

処理結果

 センターから相談内容を販社に伝えた結果、販社は「適正に買い取りを行っており、一旦買い取った物は一切返品に

 応じていない」と回答した。翌日、販社は「クレームがあったので再度査定し3万5千円を8万円に増額した。

 消費者の同意書もある。」と回答して来た。同意書を確認し、相談者もこれ以上は要求しないと了承した。

アドバイス

 改正特定商取引法が平成25年2月21日に施行され、貴金属等を相場より極端に安い値段で強引に買い取る、いわ

 ゆる「押し買い」が規制されました。飛び込みの訪問勧誘が禁止され、買い取り価格等を記載した書面の交付が義務

 付けられます。
 また、8日以内であれば契約解除ができるクーリング・オフが適用され、同時にこの期間中の品物の引き渡しも拒否

 できます。この規制は訪問で買い取りされるすべての商品が対象ですが、大型家電や家具等の品目は対象外です

 ので、詳しくはお住まいの地域の消費生活センターにご相談下さい。

 

「新聞の名刺広告掲載」の悪質な電話勧誘にご注意!・・・宗像市消費生活センター

相談事例

 知らない広告代理店から、自分の名前の名刺広告が載った業界新聞と振込用紙が送られてきた。頼んだ覚えが

 なかったので、業者に問い合わせたら「以前お宅に電話をかけた時に承諾を得た」と言われた。しかし電話を

 受けた覚えもないし契約書もない。(80代 女性)

処理結果

 契約の覚えがなく、契約書もないとのことなので、クーリング・オフ通知のハガキ(特定記録郵便)を出すように

 助言しました。

アドバイス

 消費者が断ったにもかかわらず、あるいは事例のように、契約をした覚えがない場合でも掲載料を請求してくると

 った相談が寄せられています。クーリング・オフ通知を出した後でも、違法に請求の電話がかかってくる場合もあ

 ります。お金を払ってしまうと取り返すのは大変困難です。その上、自動継続され掲載料を請求される可能性もあ

 ります。勧誘を受けた際はきっぱりと断る事が大切です。断ったにもかかわらず一方的に掲載紙を送りつけ料金を

 請求されても支払わずに無視しましょう。電話が執拗にかかってくる場合は着信拒否などの対応をしましょう。

 

各消費センターの相談窓口

福岡県  092-632-0999(日曜日も電話相談可)
福岡市  092-781-0999(第2・第4土曜日も電話相談可)
北九州市  093-861-0999(土曜日も相談可)
久留米市  0942-30-7700
飯塚市  0948-22-0857
宗像市  0940-33-5454
消費者ホットライン

 0570-064-370

 あなたの消費者生活センターにつながります。

 ※電話のかけ間違いにご注意ください。

 

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