上中元寺の薬師如来

2012年1月19日

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上中元寺の薬師如来

 

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 十二神将像

(添田町指定文化財)


  

中元寺盆地の最深部、陣屋地区(陣屋ダムの北1km)の小さなお堂の中に平安時代に造られた薬師如来が鎮座しています。口伝によると比叡横川の高僧恵(え)心(しん)僧都(そうず)がこの地に訪れ、諸衆の病気平癒を祈念し、薬師如来と日光・月光両菩薩脇侍、眷属(けんぞく)十二神将を安置したと伝えています。
如来様は優しいふくよかな面立ちで、珍しい八角の裳懸座(もかけざ)の上に座られています。この尊像は地方の優作として昭和30年に福岡県の有形文化財に指定されました。
この地はその名が記すように宝ヶ岳城の陣が置かれていた場所で戦国時代に戦禍にあい、両脇侍菩薩、十二神将は失われてしまいました。江戸時代の初め頃、十二神将(s57.6.10添田町指定)を村人たちが新調安置したといい、代々陣屋の地で大切に祀られてきました。
小さなお堂の奥にひっそりと佇む如来様の優しいお姿は、今も私たちの安らかなことを願ってくださっています。

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