友好交流都市 大韓民国江華郡

2011年10月27日

英彦山の開山に関しては、日本固有の宗教であったとする説、中国より伝来したという説、韓国伝来説があります。韓国伝来説の中で英彦山をはじめとする北九州の山々には、たいてい白山権現が祀られており、これは韓国の山岳信仰の影響であり、その山岳信仰とは、白頭山を中心として分布する檀君信仰のことである。檀君信仰において、信仰の対象として祀られているのは、恒因、恒雄、恒儉(檀君)という三代の神様です。これらの三神に対する民衆の信仰は、韓国では今なお深く根づいています。
一方、英彦山の開山について「藤原恒雄」という人物の入山が最初にあったとする伝承があります。これは、韓国で山の神として祀られていた恒雄信仰が英彦山に伝わり、その山岳宗教が藤原恒雄に乗托されたのではないだろうかという説があります。
英彦山に伝えられる「鎮西英彦山縁起」によると、土着の狩猟人・藤原恒雄は、中国の魏から渡来した禅僧・善正法師の感化によって仏教に入門し、修道した結果、得道に成功して538年に英彦山の三岳(北岳・中岳・南岳)に祀をたててこれを開山したとされています。
このように、檀君神話と英彦山の開山にはいくつかの共通点があったため、平成4年夏以降、研究を重ねながらの相互交流が始まり、1996年(平成8年)10月28日に江華郡から代表訪問団が来町し友好交流協定が調印されました。

 

 

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