広報そえだ町長室（広報そえだ 令和６年３月号掲載）

　令和6年度予算を審議してもらうう3月定例議会が始まります。

　この予算の中には、この夏8月2日～5日にかけ行われる全国高校総体登山大会実行委員会予算があります。

　全国高校総体はインターハイと称され、全国の高校生の総合体育大会で、今年は福岡県を中心に北部三県で、それぞれ競技が行われます。

　その中の登山競技が、添田町英彦山山系で行われます。

　登山競技が添田町を中心に行われるのは昭和49年以来なんと50年ぶりの開催です。

　各県の登山競技を勝ち抜いた高校生が、この添田町に集います。開会式は福岡県立英彦山青年の家で行われますが、英彦山の素晴らしさは元より、添田町の皆様の温かい応援等見て、感じてもらいたいと思っています。

　実行委員会も、皆様への情報提供やご協力をお願いすることになるかと思いますがよろしくお願いします。

　登山が競技かと、お思いの方もいるかと思いますが、インターハイの登山競技では、4人1組のパーティーが、数日にわたって山中で野営する実技と筆記試験で競います。登山計画やテント張り、休憩時のマナーなど全ての行動が減点方式で審査されます。体力・歩行技術の審査では、男子は重さ17キロ、女子は15キロのザックを背負って登ります。

皆さんで添田町で行われる登山競技を知って盛り上げていきましょう。

　また、秋には第75回福岡県植樹祭が添田町で行われます。その実行委員会の経費も3月議会で審議しています。

　森林は、土木災害を防ぎ、豊かな水や空気を育むだけでなく、人々の心に避いや安らぎを与えるなど、我々の生活に欠くことの出来ない重要な役割を果たしています。

　この大切な森林を県民共有の財産として守り育て、次世代に健全な形で引き継いで行くため、開催するものです。

　添田町、新年度審議をお願いしている予算においても、森林環境整備事業として、災害や獣害等により被災し、天然更新が困難な場所の植栽や植栽箇所の下草刈りを行う事や、早生普及促進事業として百坂町有林における早生樹の植樹や植栽箇所の下草刈りを行う事などがあります。

　加えて、木材・木育利用促進事業として木材利用や木材の推進を図るため、新生児や3歳児等への記念となる玩具等を制作配布する予算等お願いしています。

　添田町、昨年開業のBRTひこぼしライン、フォレストアドベンチャー・添田、英彦山上宮改修、小中学校建設と何かと注目を浴びています。

　更に、全国高校総体登山競技、福岡県植樹祭、住民の皆さんが関心を持って頂き関わってもらい、元気な、住んでいる人が楽しい添田町をアピールしましょう。