広報そえだ町長室(広報そえだ 令和6年2月号掲載)

2024年2月7日

1月17日、行政区長会会長の谷区長、役員の藤川区長から令和6年能登半島地震への見舞金を頂きました。

添田町でも豪雨災害時には各所からお見舞いを頂いたところであり、恩返しと言う訳ではありませんが、お亡くなりになられた皆さんや今なお避難生活等行っている皆さんへ役場入り口で見舞い金のご協力を呼びかけています。

よろしくお願いします。

 

1月は、これまでも大規模な地震がおきています。

29年前の阪神・淡路大震災が1月17日であり、今回の1月1日能登半島地震です。

 

いつ起こるか分からない自然災害の地震、予知に向け懸命な努力をされていますが、その対応は難しいようです。

添田町も大雨による土砂災害を事前に察知し、早めの避難を呼びかけようとのことで、落合地区でセンサーを設置するなどそのデータの収集を行ってきましたが十分な状況では無く一端終了しているところです。

 

事前予知が難しい中、起こったときの避難が重要になってきます。

今回では、普段の計画的な避難訓練行動等が役に立ったと報道されています。

避難行動、避難所での対応等、常々言われていますように多くの皆様の支援は元より、地域の皆さんの結びつき、絆が必要です。

 

 

添田町も地域のコミュニケーションが必要だと「みんなでまちづくり」を掲げています。

 

言葉の意味は、町だけが建物を建てるなどで「みんなでまちづくり」を行う事ではありません。

日常が楽しく助け合って生活する。

いざという時に助け合える関係が「みんなでまちづくり」だと考えています。

 

気遣う前に自分が気遣われる立場であり、何も出来ないと思われる方もいるかもしれません。

しかし、地域で集いお話しする中で、コミュニケーションの輪の中で出来ること、気遣うことはいろいろあり、あなたにも出来るのではと思います。

日常は、煩わしさが先立ちみんなの輪の中に入ることを躊躇しているのではないでしょうか。

 

各地区では行政区長さんが色々工夫し先頭に立って地域をまとめて頂いています。

 

伊原行政区では、茶のみ場を設けたり、地域の出来事などを書いた通信を発行し回覧板で回しています。

様子がよく分かります。

老人クラブもいろんな事で気を配っています。

初めては中々入れない、受け入れて貰えないのではなどと躊躇している方はまずは行政区長さんに立ち話しでもしてみてはどうでしょうか。

「じゃあ明日の集まりに来てみては」ときっと言われると思います。

 

行政区の組に入って「みんなでまちづくり」を実践して頂きたいと思います。

町としても出来る事はしっかり行っていきます。

 

今回の能登半島地震で再度考えさせられたことです。

絆で結ぶ「まちづくり」、まさしくその中心にいるのは皆さんです。

 

改めて、令和6年能登半島地震でお亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げますと共に被災し今なお避難生活を送られている皆さんにお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧復興をお祈り致します。