広報そえだ町長室(広報そえだ 令和5年6月号掲載)

2023年6月7日

町長の仕事の一つに、全国の自治体の連合団体の総会とその後の陳情があります。

今月はその中の一つについて紹介します。

 

 

先月、 東京の砂防会館別館で道路整備促進期成同盟会全国協議会の第44回通常総会と命と暮らしを守る道づくり全国大会が行われ出席しました。

全国市町村長総勢600名近くが出席し、福岡県からは40名近くが参加していました。

通常総会では、昨年度の事業報告と決算、今年度の事業計画と予算の説明があり承認された後、命と暮らしを守る道づくり全国大会へと移りました。

立谷福島県相馬市長の流暢な司会進行で、協議会の会長である高垣広島県東広島市長の挨拶、斉藤鉄夫国土交通大臣、木原稔衆議院国土交通委員長の来賓挨拶がありました。

90名近くの衆参国会議員が見えていました。

金子長野県諏訪市長の意見発表、会場での意見交換の後、決議案が朗読され採択されました。

 

 

決議は次の通りです。(抜粋)

 

「国土強靱化の加速化等による安全・安心の確保、コロナ禍からの回復に向けた地域経済の復興、地方創生回廊による持続可能な分散型の国づくり、これらを早期に実現させるため、次に掲げる項目を計画的かつ着実に実現すること。

一、 国民の生命・財産を守り、 社会の重要な機能を維持するため、 防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策に必要な予算・財源を例年以上の規模で確保し、 計画的に事業を推進すること。また、対策期間完了後においても、昨今の地震・豪雨・豪雪などの災害の状況も踏まえた上で、国土強靱化に必要な予算・財源を通常予算とは別枠で確保して、継続的に取り組むこと 

一、持続可能な維持管理を実現する予防保全による道路メンテナンスへ早期に移行するため、国土強靭化の事業計画等に基づく橋梁、トンネル、 舗装等の老朽化対策を推進すること

一、 日本の未来を担う子供達の安全・安心を守るため、通学路等の交通安全対策を強化・推進するとともに、必要な予算を継続的に確保すること

これらの項目を踏まえ、資材価格の高騰や賃金水準の上昇に対応する中でも必要な道路整備・管理が長期安定的に進められるよう、新たな財源を創設するとともに、国・地方を合わせた令和六年度道路関係予算総額の満額確保を図ること。

令和5年5月17日 命と暮らしを守る道づくり全国大会」

 

 

この決議文を持って、班分けし国会議員への要望活動を行いました。

私の班は、濵地雅一議員 (公明党)、城井崇議員(立憲民主党)、武田良太議員(自由民主党) 麻生太郎議員(自由民主党)対し、 本人並びに政策秘書等に手交しました。

 

 

このような活動により、国の予算が決まり、我々の生活に影響してきます。

 

 

 

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