広報そえだ町長室(広報そえだ 令和5年4月号掲載)
今月は住民課です。
役場庁舎に入って正面の3番から5番窓口までが住民課です。
業務は主に出生・死亡・婚姻などの届出受理や国民健康保険、国民年金、町税の納付や各種証明書の交付など住民生活にとって身近な行政手続きを担当しています。
今回は、住民課業務で住民の皆さんの手続きが変わる・変わった「あんなこと・こんなこと」をお知らせします。
最初は戸籍住民係です。
主な業務は、戸籍や住民基本台帳に関する事務です。
令和6年度からの予定ですが、戸籍法改正により新たな戸籍管理システムが導入されることから、婚姻届などの戸籍の届出や年金受給手続などの行政手続をする場合に必要とされた戸籍謄本などの添付が不要になります。
また、自分や父母の戸籍が必要な場合、これまでは本籍地の市町村に請求していたものが本籍地以外の市町村でも取得することができるようになります。
その他、戸籍に記載されている氏名に読み仮名が付けられます。
今後、皆さんの元に確認の通知を送付しますのでよろしくお願いします。
次は保険年金係です。
主な業務は、国民健康保険や後期高齢者医療保険、公的年金に関する事務です。
マイナンバーカードの健康保険証利用が始まっています。
医療機関や薬局での保険証の資格確認の方法が変わり、その場で最新の資格情報を確認でき、限度額適用認定証などの提示が原則不要となるだけでなく、薬の処方履歴や特定健診などのデータに基づくより良い診療・薬の処方が受けられます。
5月末までのマイナポイント付与対象でもありますので、未登録の方は早目の登録をお勧めします。
次に税務・滞納対策係です。
主な業務は、町税の課税、収納に関する事務です。
新たに地方税共通納税システムの機能拡大により納付手段が拡大されます。
その一つとして今年度課税される固定資産税および軽自動車税の納付方法が多様化されます。
具体的には、この二つの税の納付書に二次元コードが付けられることになり、スマートフォンで自宅に居ながら納税が可能となります。
また、全国のほとんどの金融機関で納付が可能となります。
今後は町県民税や国民健康保険税などの他の税でも対応できるよう準備を進めています。
なお、これとは別にコンビニでの納付についても準備を進めます。
このような手続きの違いを知ることで役場での「ひと手間」がなくなります。ぜひご活用ください。