広報そえだ町長室(広報そえだ 令和4年12月号掲載)
今月は総務課が担当し、この時期話題になる「ふるさと納税制度」について紹介します。
多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育など様々な住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移して、そこで納税を行っています。
その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が生まれ育った故郷の自治体には税収が入りません。
そこで、「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた″ふるさと〟に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」、このような議論から創設されたのがふるさと納税制度です。
「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意志で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として、本町においても、″生まれ育った故郷の添田町へ〟という方をはじめ、″お世話になった添田町へ〟や″ぜひ添田町を応援したい〟という多くの方からふるさと納税をいただいています。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
このふるさと納税、「納税」という言葉ですが、実際には自治体への「寄附」となり、上限はありますが、原則として寄附していただいた金額から自己負担額の二千円を除いた全額が所得税および住民税の控除対象となります。
また、他の自治体と同様に添田町も、寄附のお礼として、寄附額に応じた特産品や福岡県が認める県産品の返礼品をお送りさせていただいており、寄附金の使い道についても何に活用いただきたいか選択することができます。
添田町では毎年、町ホームページで寄附額や活用事業の一部を公表しています。
ふるさと納税による寄附は、自主財源の厳しい本町にとって大変重要な財源となります。
多くの方が添田町へふるさと納税をしていただけるよう、施策の向上や町のPRなどに引き続き取り組んで参ります。
また、寄附の返礼品である農林産物や加工品、工芸品などの特産品や福岡県が認める県産品を出品していただける方の募集を随時行っています。
一部条件がありますが、特産品以外にも宿泊体験をはじめ、様々な活動体験なども出品可能です。
商品の販路拡大やPRにもつながりますので、ご検討の際はぜひご相談ください。
生まれ育った添田町に貢献でき、添田町を応援できるふるさと納税は、町ホームページやインターネット寄附サイト、郵送や持参での受け付けが可能です。
添田町へのふるさと納税をよろしくお願いします。
次回は、防災情報管財課が担当します。